ひかりレールスター
専用の車体色を纏(まと)い、「ひかりレールスター」としてデビューした、8両編成の700系。デビューの頃は、「のぞみ」に抜かれないダイヤで、「のぞみ」との差額料金が不要だったため、「レールスター」に乗客が集中する傾向にあった。
現在は、「みずほ」「さくら」の運転が増え、「ひかりレールスター」の運転本数は、僅かになった。
サルーンシート
8両全部が普通車で、グリーン席は無いが、4~8号車が、他の新幹線のグリーン席並に、広々としている。
シートは2+2の配置で、電球色の照明。ノートパソコン用コンセントなどのサービスは、「ひかりレールスター」が、最初に取り入れた。
この「ゆとり」は、山陽・九州新幹線直通用のN700系にも、引き継がれている。
コンパートメント
新大阪寄りの先頭、8号車に4人用コンパートメント(個室)が4部屋ある。3名以上なら、「ひかり」の指定席料金と同額。たとえ2人で利用してもグリーン車並みの料金で利用できる。
ただ、「こだま」運用では閉鎖されるので、利用可能な列車は少なくなった。