E5系は、今も増備中です。
E5系「はやぶさ」の、運転開始から6日後、2011年3月11日の巨大地震と、その後の余震は、東北新幹線の駅・線路などの施設にも、甚大な被害を与えた。
しかし、50日後の4月29日には全線で運転を再開。9月23日には、徐行区間が解消し、平常ダイヤへ復旧を遂げる。
(写真は、2011年6月撮影。福島駅付近を徐行中)
E6系と連結して、17両編成を組み、時速320キロで、北に向かうE5系「はやぶさ」。
デビュー当初の相棒は、E3系「こまち」で、その性能に合わせ、最高時速を275キロに抑えて走る必要があったが、今は、もてる性能を余すことなく発揮できるようになっている。
高速試験電車FASTEC(ファステック)の実績をもとに、開発されたE5系とE6系。
新幹線の歴史上、最も速い速度で走行しているわけだが、印象としては、さらに静かに走れていると感じる。