ミニ新幹線
在来線と新幹線の直通運転を、初めて実現したのが、山形新幹線400系です。
在来線(奥羽本線)の線路の幅を、1067mmから、新幹線と同じ1435mmに広げましたが、ホームやトンネルはそのままなので、通常規格の新幹線より小さい、在来線規格の車体を持ち、「ミニ新幹線」と呼ばれることもあります。
在来線特急電車の性能と、新幹線電車の性能を両立させた、初めての車両でした。(写真は、ツートンカラーになる前の姿)
併結運転
山形新幹線開業と同時に「つばさ」と「やまびこ」の併結運転も開始されました。
当初の連結相手の200系には、分割・併合装置を付加する改造が行われました。
2001年以降、引退までは、連結相手は、E4系となります。写真の後方は、E4系で、新幹線電車の中でも、断面積が大きい車両。背の高さが違います。
在来線
山形新幹線は、同じ線路を標準軌の台車を履いた普通列車も走ります。
沿線の駅などは、旧来のものが利用され、400系が現役の頃は、木造の跨線橋が残る駅で、普通列車と並ぶ姿を見ることが出来ました。
(写真は、米沢駅)