青磁色
山陽・九州直通運転用の8両編成のN700系は、窓の数を除けば、16両編成のN700系と、外観は、ほぼ同じ。
車体色は、白藍(しらあい・薄い藍色)を基調とし、側面には、濃い藍色と金色のラインが配されている。
山陽新幹線での、最高時速300キロ走行と、九州新幹線の急勾配に備え、8両全てが電動車となり、足回りは強化されている。
2列&2列シート
指定席は、2+2の座席配置(写真上)。まるで、グリーン車のようだが、グリーン席は、6号車にある。(写真下)
6号車は、新幹線で唯一の半室構造で、車両中央の壁を境に、新大阪方がグリーン席、反対側は、普通指定席になっている。
なお、自由席は、他の新幹線と同じ2+3の座席配置だ。
バトンタッチ
山陽・九州新幹線直通運転の「みずほ」「さくら」は、博多駅で乗務員の交代がある。これは、博多駅がJR西日本とJR九州の境界に当たるため。
東海道・山陽直通列車の「のぞみ」などの場合は、新大阪が交代の駅になる。