二階建て
国鉄からJRへの過渡期に製造された、100系の、デビューは1985年。
300系「のぞみ」が登場するまで、この100系と0系が、東海道・山陽新幹線を支えました。
編成中央の二階建て車両には、食堂またはカフェテリア、個室などを備えていました。
グランドひかり
主に東京~博多間を結ぶ運用に就いた、「グランドひかり」は、編成中央の4両が二階建てでした。
最高速度は、山陽区間で時速230キロ。2000年3月まで営業していた食堂車は、新幹線最後の食堂車となりました。
短編成化
第一線から退き、短編成化された100系は、山陽の「こだま」専用になります。4両編成や6両編成が組まれ、塗装はグレーとグリーンに変更。
4両編成は一足先に姿を消しましたが、最後に残った6両編成3本が、引退を前に、デビュー当時の白と青に再塗装され、運転されました。