リニューアル
1982年の東北・上越新幹線開業と同時に、デビューした200系。8・10・12・16両編成など、数々のバリエーションを持ち、幾度となく改造を受けました。
最後まで活躍したのは、10両編成のリニューアル編成。
東海道・山陽新幹線では、新型車がデビューすると、従来の車両は、各駅停車の運用に回ることが多いですが、200系は、外観や内装が一新され、新型車両と変わらないサービスを最後まで提供しました。
(2007年6月撮影。左が200系)
ボディマウント
着雪を防ぐため、床下も屋根のように覆う、ボディマウント構造で、出入り口横に床下機器冷却用空気取り入れ口があります。
しかし、線路上の雪は、スプリンクラーで融かされるので、実際の着雪は少なく、床下を覆う構造は、車重が増えてしまうので、その後の車両には採用されませんでした。
(2008年夏のラッピング編成)
F90番台
200系F編成の、90番台 4編成は、高速対応改造を受け、時速275キロ運転が可能だった車両です。
上越新幹線の下り方向、大清水トンネル内から新潟方面への、長い下り坂を利用してのことですが、1990年から、7年後の500系のデビューまでは、最も速い新幹線でした。
(2004年3月撮影)